プロダクトをよく利用してくれている人(ファン)の特徴を見つける
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プロダクトをよく活用しているユーザー(ファン)の特徴を把握することで、以下のような目的に活かせます。
プロダクト価値の再定義
プロダクト開発の方向性検討
カスタマーサクセス活動における支援方法の見直し
特に、ファンと利用初期ユーザーの行動や利用機能の違いを比較することで、習得までの導線設計や改善ポイントの発見に繋がります。
Wicleではユーザーを自動で8つのフェーズに分類しています。
「定着」「ファン」フェーズの定義(例:来訪頻度)を、自社プロダクトに合うよう編集します。
💡 「30日間で15日以上発生」などの条件を設定している場合、実際に30日経過しないと正しい分類が表示されません。
キー行動を設定すると、ユーザー比較や個別行動の分析に活用できます。
仮説例:ファンはよく使っているが、非定着ユーザーには使われていない機能があるのでは?
検索方法:ユーザー/グループ検索
A群:現在のフェーズ = 非定着
B群:現在のフェーズ = ファン
※ 社内ユーザーの除外や、利用開始日・経過日数などを共通条件として追加できます。
仮説例:利用初期と長期利用では、よく使う機能に違いがあるのでは?
検索方法:ユーザー/グループ検索
応用プリセットの「最近利用し始めたユーザーと長期利用かつ定着しているユーザー」を活用
リストタブ:ユーザー数の規模感を確認
エンゲージメントタブ:各キー行動の利用状況を比較
ファンだけに使われている機能(キー行動)はあるか
ファン以外でも比較的に使われている機能(キー行動)はあるか
すべての統計タブ:以下の数値を中心にアクティビティ差を把握
直近30日の平均来訪日数
来訪日あたりの平均活動時間
その他、気になる統計値や傾向も併せて確認
このユースケースは、探索型の分析に分類されます。特定のユーザー群の特徴を深掘りすることで、インサイトを得ることが目的です。
🔍 仮説なしに分析を進めると、時間ばかりかかって成果が得られないこともあります。簡単な仮説を立てて進めるのが効果的です。
✅ 毎回必ずしも「新しい発見」があるわけではなく、仮説通りであったこともまた1つの「気づき」です。
「明確な差はなかった」という結果も、今後の判断材料として十分に活かすことができます。