打ち合わせ前に顧客の状況を把握し、事前準備の質を高める

🎯 このユースケースでできること

クライアントやユーザーが、どのくらいプロダクトを活用しているかを事前に把握することで、打ち合わせの時間をより有意義に使えるようになります。

  • 📝 定期ミーティング前に、タスク完了状況やアクセス頻度などを確認し、アジェンダ検討に時間を使える状態をつくる

  • 🎤 ユーザーヒアリング前に、よく使っている機能・使っていない機能を把握し、質問の深掘り方を調整する


🛠 利用ステップ 1:特定の企業やユーザーを抽出する

特定の企業またはユーザーを対象に、利用状況を確認するための抽出を行います。

✅ 準備が必要なプロファイル設定

🔄 抽出例:初回ミーティング前に「アーバンメトロポリス株式会社(仮名)」の利用状況を確認する

グループ検索で「ーバンメトロポリス株式会社(仮名)」を指定し、以下のような情報をカラムに追加して一覧表示します。

  • 累計来訪日数

  • 直近30日間の来訪日数

  • 来訪日あたりの平均活動時間

  • 直近7日間の活動時間

  • コア機能の利用フェーズ(キー行動)

  • 特定機能の直近30日の利用回数(コードレスイベントやカスタムイベント)

📌 条件を保存しておくと、次回以降はカラム設定の手間が省けます。


🧭 利用ステップ 2:企業・ユーザーの活用状況を確認する

抽出した企業・ユーザーの活用状況を詳しく確認します。

企業全体の傾向

  • 全体としてのライフサイクルフェーズはどこか(例:活用初期、定着、推奨段階)

  • コア機能・特定機能の利用状況はどうか

担当者やその他ユーザーの動き

  • 打ち合わせ担当者の利用状況

  • 担当者以外で活発なユーザーの動き(例:上長/他部署ユーザー)

  • 特定の機能を頻繁に利用しているユーザーは誰か、何をしているか


📊 利用ステップ 3:情報をまとめ、アジェンダに活かす

Step 1・2で得られた情報を事前情報としてドキュメントに整理し、打ち合わせのアジェンダ作成に役立てます。

📌 まとめる事前情報の例

1. アカウント・契約情報 (※Wicle外の情報)

  • 契約プラン(例:Free / Growth / Enterprise) 

  • 契約開始日・更新日・解約予定日 

  • 利用ユーザー数

2. ログイン・アクティビティ

  • 企業全体のライフサイクルフェーズ

  • 「定着」フェーズ以上のユーザー数

  • 打ち合わせ担当者の最新アクション

  • 最も活用しているユーザーの最新アクション

3. 機能の利用状況

  • コア機能の利用有無・キー行動フェーズ

  • 特定機能の利用状況(コードレスイベント/カスタムイベント)


📈 活用のポイント

このユースケースは、打ち合わせやヒアリング前の事前準備フローとして活用できます。 対象の企業やユーザーの検索条件と表示カラムを定型化しておくことで、毎回ゼロから準備せずに済み、定期的なミーティングにも継続的に使える仕組みとして機能します。

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