一連の行動フローの中で改善が必要な箇所を見つける
🎯 このユースケースでできること
ユーザーが複数ステップを経て目的を達成する導線の中で、どこで迷いや離脱が起きているかを特定し、改善につなげることができます。
💡 キャンペーンページから申し込み完了までの導線上で、離脱や迷いが発生しているステップを特定
🧭 オンボーディングコンテンツ内で、ユーザーが途中で止まりやすい箇所を発見
🛠 新機能や特定機能の利用フローにおいて、期待通りに進んでいない操作ステップを把握
🛠 利用ステップ 1:ユーザーの行動ステップの計測条件を確認
ユーザーの一連の操作がイベントとして取得できており、ファネルとして定義可能かを確認します。 WicleのChrome拡張を利用して、各ステップが正しく計測されているかをチェックしましょう。
🔄 行動ステップの例:サインアップからオンボーディング完了まで
✅ LPに来訪:
https://wicle.io/lp
にアクセス👉 LPの「サインイン」ボタンをクリック:
https://wicle.io/lp
で「サインイン」をクリック✍ アカウント作成をクリック:
https://wicle.io/singin
で「作成」をクリック📄 オンボーディングページを見る:
https://wicle.io/start
にアクセス🏁 オンボーディング完了ボタンをクリック:
https://wicle.io/start
で「完了」をクリック
🧩 利用ステップ 2:各行動ステップをファネルに設定する
ファネルを使って一連の行動ステップの通過状況を定量的に確認します。 Wicleでは、イベント検索と同じ仕様で各ステップをファネルに設定できます。
🔍 ファネル設定条件(上記ステップの例)
Step 1:LP来訪
ページビュー > URL https://wicle.io/lp
と等しい
Step 2:サインインボタンクリック
クリック > URL https://wicle.io/lp
と等しいAND テキスト サインイン
と等しい
Step 3:アカウント作成クリック
クリック > URL https://wicle.io/singin
と等しい AND テキスト 作成
と等しい
Step 4:オンボーディングページ閲覧
ページビュー > URL https://wicle.io/start
と等しい
Step 5(CV):完了ボタンクリック
クリック > URL https://wicle.io/start
と等しいAND テキスト 完了
と等しい
📊 利用ステップ 3:ファネル全体の数値から深掘りするポイントを探す
通過率を見て、詰まりや想定外の動きを検出します。

🧠 ファネルの数値から違和感を発見する例
📉 想定より離脱が多いステップは? 例:Step 2からStep 3への通過率が23.3%。サインインの後すぐアカウント作成するはずが、意外と進んでいない?
❓ 予期しない動きは? 例:Step 2をスキップして直接Step 5まで到達しているユーザーが6名。どうして?
🎥 利用ステップ 4:セッションリプレイや行動ログで詳細状況を調べる
該当ユーザーを絞り込み、実際の操作を確認します。

ファネル内の特定ステップを選択し、**棒グラフ表示(バーチャート)**を使ってユーザーを絞り込みます。
「到達した/しなかった」「コンバージョンした/しなかった」などの条件で対象群を切り分けます。
対象ユーザーのセッションリプレイや行動ログを確認し、どのような操作・詰まりがあったかを観察します。
📈 活用のポイント
このユースケースは、一度ファネルを設定すれば定期的に確認できるKPI的な指標として活用できます。
🔁 月次の改善施策の評価:UI変更や導線改善の成果確認に
🧮 期間比較による変化分析:1ヶ月以上の推移を確認したい場合はCSVでダウンロードし、スプレッドシートなどで可視化しておくと便利です
最終更新
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