自動計測されるイベント

イベント

自動計測されるイベントについて

Wicleの計測タグを設置することで、以下のような行動が自動計測されます。

ページビュー(view)

ページビューが発生し、タグが読み込まれたタイミングで自動でviewイベントとして計測されます。

代表的な項目は以下です

  • ページのURL

  • ページタイトル

  • リファラ

  • デバイス、OS情報

  • ユーザーエージェント

  • IPアドレス

SPAサイトで計測する場合は、別途設定が必要です。

計測タグ(SPAサイトの場合)

クリック(click)

以下の要素をクリックしたタイミングで自動でclickイベントとして計測されます。

対象要素に子要素がある場合、親要素に合致する要素があればその要素のクリックと判断してデータ送信をします。

  • a要素

  • button要素

  • input要素の内、type属性が以下のもの

    • button

    • checkbox

    • image

    • radio

    • range

    • reset

    • submit

計測サポート外のケース

クリックイベントの拡張

対象要素に特定の属性を付与することで、任意のデータをクリックイベントに付与できます。詳しくは以下をご覧ください。

クリックイベントの拡張

スクロール率(scroll_depth)

ページのスクロール率(※)を計算し、下記の割合を超えた時点でページビューにつき一度のみイベントを送信します。

25% , 50% , 90% , 100%

※スクロール率はdocument.documentElement.scrollHeight を基準に計算します。この値が0の時はイベントの送信は行われません。

滞在時間(spend_time_in_pv/spend_time_in_session)

spend_time_in_pvイベントでは1ページビュー内での、spend_time_in_sessionイベントでは1セッション内での累計滞在時間を計算し、下記の割合を超えた時点でページビューまたはセッションにつき一度のみイベントを送信します。

# spend_time_in_pv
10秒, 30秒, 60秒, 120秒, 180秒, 240秒, 300秒, 360秒, 420秒, 480秒, 540秒, 600秒

# spend_time_in_session
3秒, 10秒, 30秒, 60秒, 120秒, 180秒, 240秒, 300秒, 360秒, 420秒, 480秒, 540秒, 600秒

また、計算される時間は単純な経過時間ではなくエンドユーザーが何らかの操作を行なっていると思われる時間になります。

エンドユーザーの操作として検知するのは、マウス移動・スクリーンタッチ・スクロール・クリック・キー入力です。

サブミット(submit)

ブラウザ上でsubmitイベントが発生すると自動で計測されます。

エラー(error)

ブラウザ上でのエラー

計測対象は下記の様になっています。

計測対象

level

type

message

stack

warn

console.warn

関数に渡された全ての引数を連結したもの

-

error

console.error

関数に渡された全ての引数を連結したもの

-

error

error

イベントのmessageプロパティ

イベントのerror.stackプロパティ

error

unhandledrejection

イベントのreason.messageプロパティ

イベントのreason.stackプロパティ

計測対象毎にerrorイベントのプロパティのlevelおよびtypeが自動決定され、それぞれで収集できるエラーメッセージ・スタックトレース情報を送信します。

サーバー上でのエラー

WebAPIによるイベント送信を実装することで、サーバー上でのエラーもerrorイベントとして収集することが可能です。

WebAPIをご利用頂くには弊社側での設定とアクセストークンの受け渡し等が必要になります。現時点ではご連絡を頂き個別ご案内させて頂くフローになっておりますので、ご利用されたい場合はチャットやメールでご連絡ください。

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